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2016年シーズン総括 【特集】

2016年、成城ソネッツは新たな挑戦として、チーム創設後初めての日曜大会・Victoriaリーグに挑戦した。
さらにラストイヤーを迎えるSCLを加え、この2つのリーグを軸に、ソネッツの12年目のシーズンがスタートした。

シーズン序盤には、Victoriaリーグ、そしてプライドジャパンや東京リーグなど、主戦場としてきた土曜日の枠を飛び出し、日曜の強豪チーム達と顔を合わせた。
華やかな戦跡を誇るダディーズベースボールを、飯塚が鮮やかに完封したことにより、その船出は順風満帆なものに見えた。

ところが、ローテーションの一角として期待された岡久に、過去に所属していた複数のチームとの金銭トラブルが発覚。話し合いの機会を持つも潔白の証明には至らず、結局1試合に出場しただけで退団となる。
さらに追い打ちをかけるようにエース川村も長年の勤続疲労の影響から4月に離脱。歯車は狂い続け、主軸として投げていた葵も故障や体調不良により途中離脱。6月に入団した本格派投手・石川も転勤によりわずか2ヶ月で退団するなど、12年目のシーズンはこれまで経験したことのない深刻な投手不足に悩まされた。

練習試合の投手も不足する中、必死のやりくりで公式戦を消化したものの、当然安定した戦いをすることができず、Victoriaリーグは予選3位で予選敗退。2014年以来の優勝を狙ったSCLトーナメントでも1回戦で無念の敗退を喫した。

それでも後半戦、回復した川村がSCL最終戦で勝利を挙げ、SCLで7年連続決勝トーナメント進出という大きな目標を達成。
チーム最多の16試合に登板した中尾に加え、怪我が癒えつつある上床や葵も登板数を増やすなど、シーズン後半にようやく明るい兆しを見せ始めた。

その勢いで秋にはSCL/CT、プライドジャパン、東京リーグと3つの大会で決勝トーナメントに挑んだが、いずれも初戦で敗退。2年目の川野やルーキーの葵が打線を引っ張ったものの、公式戦16試合中8試合が2得点以下と、得点力不足が響いた。
緻密な野球を目指した攻撃でサインミスや作戦を決めきれないシーンも多く、また守備でもミスも頻発するなど、最後まで安定した戦いをすることができなかった。
結果、3枚の決勝トーナメントの切符を得ながらも、その頂点に近づくことはできず、2016年の戦いは幕を閉じた。

主力の怪我や退団など、多くの試練を経験した2016年。それでもVictoriaリーグやプライドジャパンでは、これまで対戦することのなかった強豪との戦いも経験し、またSCLでは7年連続決勝トーナメント進出という一つの大目標も達成した。

新戦力の力量も把握した来季は柱となるオーダーを定め、それぞれの役割を明確にするなど、メンバーの固定やチームにあった戦術の選択、そして何より投手陣の整備がチーム再建の鍵となる。
再びチームが一丸となり、今年の苦い経験を飛躍への糧することができるかどうか、宮本監督の手腕が問われる一年となりそうだ。


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  1. 2016/12/31(土) 22:03:06|
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